熱意を大切に
してくれる。
だから、挑戦を
つづけられる。
三田技術1部IT・DX技術グループ
樋口 慎悟
Higuchi Shingo
2017年入社(当時27歳)
三田技術1部IT・DX技術グループ
樋口 慎悟
Higuchi Shingo
2017年入社(当時27歳)
2017年8月にPILLARに転職した樋口。入社当時は前職のスキルを活かした分析業務を担当し、2021年からは会社の新しい取り組みである、シミュレーションの専門チームの中心人物として活躍。そんな樋口が入社前も入社後も共通して実感したこと、そして、これからの抱負を語った。
自分の力を活かし、
やりがいを持って
仕事ができる。
前職では東北で展開している電子部品メーカーの研究開発職として約2年半、分析装置の操作やデータ処理を担当していました。ただ、家庭の事情で出身の関西に戻る必要があったので、転職活動をはじめました。自分のコアスキルである「分析技術」を活かしたい。その想いを何よりも重視して会社選びをしていたところ、PILLARに出会いました。
採用面接を受けた際、「これからを見据えて分析装置の導入を積極的に考えているが、知見がある人財がいない。ぜひ中心となって活躍してほしい」と、とても前向きな言葉をいただけたのが今でも印象に残っています。他の会社は勤続年数の長さで判断することが多かったですが、PILLARは実績や熱意、ポテンシャルも含めて評価してくれました。「本当にやりがいを持って仕事ができる」。そう強く思えたので入社を決めました。
中途でも経験ゼロでも、
熱意があれば、
チャレンジできる。
2018年からは分析と並行して、シミュレーションソフトを用いた業務も担当しています。製品の性能を評価するという意味では同じですが、分析は実物が欠かせません。一方でシミュレーションはコンピュータ上で完結します。そのコスト面や作業の効率性を踏まえて、昨今ではさまざまなメーカーがシミュレーションソフトの導入を推進しており、PILLARも2018年から本格的に取り組むようになりました。私はその中心としてスタートから関わっています。
ただ当時は入社して1年ほどで、さらにはシミュレーションの経験も知識もありませんでした。それでもシミュレーションの必要性を強く感じていたので、「もし導入するなら、ゼロからの勉強になりますが、ぜひとも担当させてください」と上司にお願いしました。その想いを受け止めてもらって今に至ります。PILLARは働く人の熱意をしっかりと評価してくれる会社だと改めて実感しました。そして、転職組でも挑戦的かつ重要な業務を任せてくれることを本当にうれしく思いました。
会社の未来を切り拓く、
シミュレーションの
プロフェッショナルへ。
2021年からシミュレーションの専門チームが立ち上がりました。メンバーは私を含めて4人の小規模なチームですが社内の期待度は高く、ノウハウを積み重ねながら高精度なシミュレーションを実現できるよう日々取り組んでいます。その延長線上で、製品の試作や試験回数といった開発コストの低減はもちろん、省資源化にもつなげていきたいですね。
また、入社して強く思うのがPILLARは「現場主義」であることです。ものづくりの過程やお客さまとの商談から挙げられた現場の意見が大切にされるとともに、経営層と現場との距離も近く、私たちの声を柔軟に汲み取ってくれます。そのような環境は技術者として働きがいに満ちています。だからこそ、もっとスキルを磨くのはもちろん、新しい価値を持つ製品を生み出し、会社の未来を切り拓く。そんなシミュレーションのプロフェッショナルをめざしていきたいです。
子どものころに、自然に囲まれて育ったせいか、今でも休日は自然のあるところに足を延ばすことが多いです。緑に囲まれて、鳥や虫を眺めていると気持ちがリフレッシュできます。自然の中の小さな変化を観察してきたことが、技術者として観察と考察を繰り返す現在の自分の原点になっていると思います。